こんにちは。GOです。
シカゴの郊外で開催されている「ウォルス・フリー・マーケット Wolffs Flea Market Rosemont」に行ってきた。
このフリーマーケットはシカゴランドで最大の規模のフリーマーケットであるという触れ込みである。楽しみの多いシカゴの夏の時期、毎週日曜日にシカゴ郊外のローズモントにある大きなアリーナの駐車場で開催されている。
開催場所は、シカゴダウンタウンから高速道路を郊外に向かい、ローズモントの薔薇のマークがついた給水塔が出口の目印だ。入場料は1ドルで駐車場は無料である(情報は2007年当時のもの)。
この日もシカゴの夏らしく良く晴れた暑い日だった。シカゴの夏は日差しが強烈なので、帽子やサングラス、ローションなどのUV対策と熱射病や熱中症の対策を忘れないほうがよいだろう。
アリーナの広大な駐車場を贅沢に使い、見渡す限りたくさんのブースが店を出している。一般のフリマ参加者はもちろん、雑貨、果物、果ては不動産、慈善団体まで多種多様のジャンルの店が一般参加者に混ざって軒を広げているので、何か面白いものはないかと目的なくブラブラと物見遊山で見て回るのも楽しい会場だ。
マーケットを訪れた当日はアメリカでフリーマーケットに始めて顔を出したということもあったが、まずは全体の雰囲気を掴みながら、トレジャーハンティングの目的の一つであるアンティーキングのために抜かりなく目を光らせた。当日探していたのはファイヤーキングだった。
会場を端からくまなく見ていくと、定番のマグやボウルなどのガラス食器をショップではあまり考えられないような安い価格で掘り出し物を見つけることができた。掘り出し物がこれだけあった一番大きな理由は、やはり、プロのアンティーク商以外の一般ブースの数が多く、専門のマーケットではないということがある。見た目がおじいさんやおばあさんのブース、家の雑貨を売りに来ている家族などのブースなどにそういうものが多かった。
年配の方のブースを眺めていると、現在は探している人がいるような価値のものも彼らが若い頃にはただの日用品であったから現在の価値についてあまりよく分かっていないのか、もしくは、使い古した日用品を高く売ることに申し訳ない気持ちを持っているのか、真実はわからないが、そういうようなことに思い至って想像することは、郷愁を感じたりと楽しい。
いずれにせよ、この類のマーケットでもお目当ての品が安価で手に入るということが分かり、どこか満足して会場を後にした。
参考:ウォルフス・フリー・マーケット・ローズモント
http://www.wolffs.com/