フィールドトリップが止まらない

茨城山の尾で小さいガーネット(ざくろ石)を拾う



こんにちは。GOです。

事前の情報では茨城県にある真壁町の山の尾という地域でガーネット(柘榴石、ざくろ石)が採れるということだった(情報は2000前後10年くらい頃のもので、立ち入り可能かどうかも含め現在の状況は不明)。

車を走らせたのは夏の最中の猛暑の日だった。



当日、現場付近に車を停めるとそこからは徒歩で未舗装の脇道に入った。そのまま奥まで進んでいくと道もなくなり、砂防ダムのある地域に足を踏み入れた。更にその上方でざくろ石を探してみることになった。

暫く地面に落ちている石を丹念に見ていったところ、主に雲母であろうと思しき母岩がそこいら中に散乱しているのが分かった。その母岩の針状の雲母の塊の中にゴマ粒大のざくろ石がたくさんついているのが見えた。


母岩にしがみついているゴマ粒大のざくろ石


それぞれのゴマ粒大達は申し訳程度に柘榴石の特徴的な碧開を持っていたが何ともサイズが小さかった。

本格的な採集のテクニックや道具、発掘の知識などがあれば良晶にも巡り合えたかもしれないが暑さも手伝いその時は必至でただ周囲の石を丹念に見て回ることくらいしかできなかった。

そんな状況での感想は、かなり探さないと良い結晶は見つからないだろうというのが正直なところであった。

後に調べてところによると、一番いい方法はザルでせっせと振るうことらしかった。次回行く機会があれば試してみたいと思う。

当時の状況から考えると、崩れかけの崖なども見受けられ足場が悪いので安全には万全の配慮をした方が良い。

また、当日は気づかなかったが採石場の現場もあるということなので現地の人の指示があった場合には必ず従うようにしてほしい。

※現地の人々のご迷惑にならないように心がけてください。