フィールドトリップが止まらない

グレイスレイクで巨大アンティークマーケットに行く



こんにちは。GOです。

はじめ、アメリカ中西部シカゴ郊外の友人の家にBBQに行くだけの予定だった。

世間話の最中、たまたまその近所でアンティークマーケットが毎月開催されているということを聞いた。ほんの軽い言葉だった。

あまり大きな期待はしないまま、ついでに様子を見てみようという軽い気持ちで足を延ばすことにしたのだが、これが侮れなかった。



そのマーケットは、グレイスレイクアンティークマーケット(Grayslake Antique Market)という名称で、シカゴランドエリアで最大のアンティーク・マーケットだったのである。


豊富なコレクティブル

そのキャッチフレーズに違わず、アメリカでアンティーキングに訪れたアンティーク分野のみならず、この類のマーケットで一番大きいクラスの規模でだった。入場料は5ドルだったので入る前には少し躊躇の気持ちがあったが、その広大な会場に一歩足を踏み入れたら入場料のことなどすぐに忘れてしまうくらいだった。

アメリカらしく、それぞれのブースも大きい。屋外の会場は広大であったが、室内の会場も半端ない広さだった。普段は家畜小屋や倉庫などとして使われているであろう巨大な建物群すべてにブースが入っている。

名前にあったアンティークのみならず、ヴィンテージやコレクティブルも含め、あらゆる種類の目的物が揃うと思わせる品揃えであった。価格はいわゆる適正価格の範疇のものも多いが、品数が膨大なのでよく見ると掘り出し物も発見することがでた。掘れば掘るほど何か見つかるという、どこまでも奥深い底なし感があった。


雑然と並ぶファイヤーキング類

ファイヤーキングやコカ・コーラなどのビンテージやコレクティブルなどは探すまでもなく見つけることができた。

屋外は、その他にもアンティークのガラス、鉄の人形、農機具、古い家具、絵画などありとあらゆる収集家の興味を満足させることができる品揃えの幅広さだ。屋内の会場では、宝飾品や衣類、コインやカードのような紙類など保管に気を遣う品物が多かったような気がする。特に、アンティークなのかコレクティブルなのか詳しくは分からなかったが、見栄えのする刃物や拳銃など武器関連が数多くあったのが印象的だ。大抵とてもきれいに保管されていた。他のマーケットではこれほど質の良い武器関連の豊富な品揃えはあまり目にしない。


大量のアンティークの刃剣

マーケット探訪の途中、夏のうだるような暑さに負け、レモネードスタンドで休憩をとったこともあったが、なんとか一通り敷地の中を見て歩くことができ、当時興味を持っていたフーテッドマグやファイヤーキングのマグカップなどを購入することができた。


ファイヤーキングのマグカップ

次回来る機会があれば、このマーケットを目的にゆっくりと掘り出し物を探したいという思いを残し、いそいそとBBQ会場に向かった。

参考:Grayslake Antique Market
http://www.zurkoantiquetours.com/page_buttons.htm