こんにちは。GOです。
伊豆で金が採れる。期待感溢れる情報に胸が躍る。
現地に向かったのは夏の暑い日だった。
現場は静岡県賀茂郡河津町の浜という地域にある菖蒲沢海岸である（情報は2000前後10年くらいのもので、立ち入り可能かどうかも含め現在の状況は不明）。
海岸に向かう細めの入り口から続く道を海岸に向かって降りていくと駐車場がある。その駐車場から海を見て右手に広がる礫の海岸が産地ということである。
この浜は小さい礫が中心で形成されている海岸で、一部ではスキューバダイビングのメッカということで知られている様子であった。当日もちょうど現場に到着したタイミングでスキューバダイビングの団体が上陸してきていた。その団体が去るまで少し車中で待機した後に探索を開始した。
海岸に降りてしばらく探しているとこぶし大の礫の中に白い帯状の縞模様の入っている石がゴロゴロと見つかる。生成過程が似ていると思われるメノウも散見できる。メノウはたくさん見つかるので目を奪われてしまう。
雲母質を含む礫と特徴的なメノウ
いかんいかん。目標の銀黒と呼ばれる石はその雲母質の中に黒い縞のある石だった。白い石の部分に黒い縞模様があるように見える。
猛暑と真夏の日差しに根負けし、探索もほどほどとなり、結果としては当日銀黒を見つけることはできなかった。
もし銀黒と思しきものを見つけた場合にはルーペで拡大しながら丹念に縞模様を見ていくとキラリと光る金が入っているのが見つかるかもしれない。
また機会があったらもう少し石拾い日和の日に改めて挑戦したいと思いつつ、現場を去ることにした。
※現地の人にご迷惑をおかけしないように配慮してください。